どうも、まめのすけです。
今回は僕がブログを始めたきっかけを書いてみました。
このきっかけには、会社での社畜生活が多分に影響しています。
冒頭に多くの言葉は必要ないでしょう。
目次
1.キーボードが打てない
きっかけは2017年8月
それは突然のことでした。
手が震えて
PCのキーボードが打てない
夏期休暇前、自分のデスクに座っているときに起きました。自分でも何が起きてるのか、全く理解が出来ませんでした。
ひとまず席を立ち、飲み物を買いに社内の自動販売機へいきました。
頭のなかは「何が起きたんだ?」でいっぱいでした。
まさか自分が?
自動販売機の前で小銭を出そうとしても、手が震えて取り出せません。
「どうすれば…」
自動販売機の前で困りました。そのまま数分経過、すると震えが止まりました。
自動販売機で缶コーヒーを買って、その場で一気に飲み干しました。
少し落ち着きを取り戻して考えました。
「まさか…」
なんとなく予想はできました。
『うつ』だろうと認識
その症状のあと、全てにおいてやる気の出ない状態になりました。
ここまで気力が減退することははじめて。
・うつ
・適応障害
恐らくこのような類いのものであるだろうと推測できました。
病院を探すも予約は2か月待ち、探しまくって1か月後の予約を取れました。
病院に行っても「軽めのうつ症状ですね」で終わり。
薬は出されましたけど、一度も飲むことはありませんでした。
今まで僕は、一時的に弱っても全て乗り越えてきました。それは自信になっています。
だから、こんな状態になることは想像もしていませんでした。
ただ、思い当たることはあります。
過酷な会社員生活を過ごしていたことです。
2.会社での社畜生活
無理な仕事量を振られる
あるとき、仕事が多数重なりました。
そこから生活は変貌します。
あきらかに異常な
仕事の割り振り
僕の担当が非常に多くなりました。あきらかに異常な仕事量の割り振り。
性格上、逆境になると燃えるタイプ。
その時の僕はこのように思ってました。
全部こなしてやる
1年間全てを仕事に費やす覚悟をしました。
年間で1000時間超の残業
この後の1年間は体力的に辛いものでした。
年間で1000時間超の残業時間になり、1人だけ36協定の年間残業時間をオーバー。
周りの人にも助けてもらい、割り振られた仕事は全て利益を出して終わらせました。
意地と根性だけです。
より早く仕事を進めるテクニックも身につき実力は上がったものの、育てるために割り振られた仕事でないことは分かっていました。
翌年はさらに仕事量を増やされる
翌年、さらに仕事を増やされました。
馬車馬のように働きました。
『社畜』という言葉がぴったりでしょう。
潰れてたまるか
実力で乗りきってやる
この決意と覚悟で1000時間はいかないものの、かなりの残業をしていました。
仕事を早く進められるようになることで減っていく残業時間に、嬉しさを覚えたことは記憶しています。
3.闘いのステージは変わる
管理職への昇進
体はボロボロになりながらも、社畜養成所のような生活を乗り越えて実力はつきました。
実績を評価されて、ある管理職者から僕の管理職への推薦がありました。
中小企業では『役員側とうまくやっていけるか』という部分は昇進時に重要視されます。
150人前後程の規模ですから、役員との関係はなおさら重要ですね。
以前、現役員とのゴタゴタがあったので管理職にはならないものと思っていました。
ところが、推薦と管理職者が不足していたこともあって昇進が決まります。
これは予想していなかったこともあり、とても驚きました。
人を動かすことへの不安
僕は人を動かすことが苦手です。
自分の気持ちはコントロールできます。
前述したように「~してやる!」という決意や覚悟で動けます。
他人はコントロールできません。
うまく動かせる人は、多くの対人スキルを持っています。
僕の武器は『実力で信頼を得る』こと。
対人スキルは圧倒的に不足しています。
不安だらけの管理職をスタートさせることになりました。
任されたチームメンバー
管理職になって人事異動が発表されます。
・3年未満の若い者
・新入社員
・勤務10年だけど協調性のない者
このような構成メンバーだったので、不安はより膨らみました。
僕の実力を知っている者は2名、他の者はほぼ知らないのです。
これでは『実力で信頼を得る』部分を活かすことはできません。
さらに、メンバー全員に共通する最も問題視していた部分。
ネガティブ気質の強い者
僕は「どうすればできるのか?」をいつも考えています。できない理由を探すことは時間のムダだと思っていたからです。
しかし、構成メンバーは『できない理由』を探します。
信頼を得ていないのに、どうやって納得してもらうのか・・・
対人スキルの乏しい人間にとって、厳しい状況でした。
ネガティブ気質に弱い
僕自身はできる方法やなりたい状態など『未来について』を多く考えます。
これは『ネガティブに弱い自分を守るため』でもあります。
部下の思考を理解できない
ネガティブ先行で考える人たちを理解することができません。
彼らの気持ちを理解できないのです。
日々、多くを悩むようになっていきました。
そして2017年8月上旬、心の限界を突破。
軽いうつ症状を発症するに至ります。
4.今後の人生を考える
夏休みで少しリフレッシュできた
何もやる気の起きなくなった状態から3日後、夏季休暇に入りました。
タイミングとしては不幸中の幸いで、家族と過ごしたりすることで若干のリフレッシュはできました。
この症状の発生によって、今後の人生をどうしていくか真剣に考え始めます。
稼ぐということ
生活の上で、資本主義の世の中ですからお金は必要ですよね。
「エンジニアとして稼がなければならないのか?」という疑問がわいてきました。
僕は理系が得意というだけでエンジニアになりました。
『得意なことを活かして人の役に立ちたい』という理由からです。
人の役に立つことであれば、エンジニアでなくともいいのでは?
他にも得意なことはあるのでは?
こんな風に考えるようになりました。
『稼げれば何でもいい』とは思いません。
人を騙すような行為で稼ぐのはダメ。
自分も相手も喜べる状況こそが『仕事』であると考えています。
当然、競争相手との戦いはありますよね。
資本主義である以上、避けられません。
せめて自分の仕事相手は喜ばせたい。
『自分の得意』を活かして相手に喜んでもらえることであれば『仕事』の対象になるのではないかという考えに至りました。
在宅で稼ぐ方法
お盆休み中、子供のお昼寝の時間にネットで検索していました。
最悪の場合、在宅で出来る仕事を想定して。
『稼ぐ』というキーワードで検索すると、詐欺まがいのものが多く出てきました。
そんな中で見つけたのが『アフィリエイト』と『ブログ』というキーワード。
その昔、モンスターハンターのファンサイトを運営していてブログを書いてました。
これなら自分にも
できるかもしれない
そう思って真剣に調べ始めました。
そのとき気になる言葉を発見。
簡単には稼げません
継続できるなら稼げる確率は高まります
でも、必ず稼げるわけではありません
自分自身が営業するとき、必ずデメリットを説明します。デメリットのないものなど、この世にないと思っています。
この文章にはデメリットが書いてあります。
もしかしたら
信用できる情報かもしれない
人生の危機感を覚えていた僕は、行動を始めることにしました。
5.行動して未来を変える
まずはメルマガ登録してみる
無料のメルマガに登録します。
デメリットの書いてあるもので、信用できそうな内容のもの。全部で5つ登録しました。
そのうち3つは高額塾、高額情報商材の販売へ誘導する内容になったので終わり。
残り2つのうち、1つは簡単なコンサルを低価格で実施していました。場所も電車で30分と近かったこともあり、すぐに申込しました。
勇気を出してコンサル受講
今思えばお金払うまでもないと感じますが、探す手間が省けたと思えば納得できる料金と内容だったかなと。
アフィリエイトやブログでどうやって稼ぐのか、仕組みや稼げるまでの期間などなど。
初心者向けなので基礎の基礎。
相手は10歳以上年下のイケメン(笑)
感じのよい対応をしてくれました。
会社員として入社したけど、すぐに辞めてこの世界に入ったと言ってました。
みんなきっかけは似たような人が多いのかなと感じました。
勇気を出して情報商材購入
残り1つも低価格の情報商材への誘導でした。
誘導前に無料のPDFをダウンロードできて、それだけでブログを始められるところまで説明がありました。
詐欺ではなさそうだったので、こちらも購入して全てを読みました。
価格、内容ともに納得できました。
印刷して冊子のようにしようかと思っていましたが、さすがにページ数多くて断念。
戦略例まで書いてあったので、買ってよかったと思える商材でした。
ブログを開設
そして2017年9月末、見様見真似でブログを開設しました。
知識もないのでやりながら失敗して覚えていくしかない。でも、必ず目標を達成するまで続けると決意しました。
継続だけではなく学習しながら「未来を変えるにはやるしかない!」という覚悟で。
行動することでしか
未来は変えられない
こんな気持ちでブログを開設し、未来を具体的にイメージしながら始めました。
この記事を書く8カ月前のことです。
6.さいごに
ブログを始めたきっかけ、ブログを開設するまでを書きました。
その後、うつ症状も出ずに良い状態でしたが、最近になって再び症状がありました。
やはり鈍感力を身につけることは必要だと感じています。
会社員や管理職に関わらず、人の言うことを聞き流したりブロックしたり。
『気にしない』という鈍感力は生きていく上で必要なものと感じます。
『仕組化』することで、頑張らずに作業を進められます。これは社畜生活で身につけた知恵とテクニックです。
経験値と知識をもっと吸収して、仕組化に取り組んでいきます。そして、未来を変えるために行動と学習を続けていきます。
僕の書いた記事を、読んだ人たちの役に立つ『仕事』にするために。